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こんにちは My Space へ ようこそ ”風の道草” です
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Blog・( 大阪のタクシー・ドライバー事情 )
NHKスペシャル「 タクシードライバーは眠れない 」 ( 2005年 9月17日放送 )と言う番組が、昨夜(1月14日)再放送された。 この番組が、何らかの賞を受けた番組らしいのですが、メモを取ることが出来ませんでした。
この番組のあらましは、国土交通省がタクシーに対して規制緩和を行なった事によって、タクシードライバーが過酷な長時間労働に追いやられている実態を伝える番組内容となっていた。
以前、トラック・ドライバーが規制緩和に寄って過酷な条件で運転している事を、ブログに書いています「 規制緩和の裏側 」 ≪ ≪ Link 。
番組内では、規制緩和に至った経緯に付いては、殆んど触れられていなかったが、番組放送後に思ったことは、関西の失業対策の一つとして行なわれた可能性もあるのではないか。
この、タクシーに対しての規制緩和は、2002年から、関西の大阪で行なわれている(他で行われているかは分かりません)。
規制緩和と共に、タクシーの台数が増えたと番組では言っていましたが、その増えた台数に関しては触れられていなかったと思う。
規制緩和に寄ってタクシーの台数が増え、次に、タクシー料金の値下げが始まった。 そもそも、タクシー利用者が増えた訳では無いので、パイは同じなのにタクシーが増えたことに寄って客の奪い合いが激しくなった。
厳しい競争を勝ち抜くために、初乗り2キロ・500円なるタクシーが現われた。 タクシー利用者に取っては料金が安くて助かりますが、実際問題、喜んでもいられない現実があるのです。
タクシーの過当競争により、売り上げが減った分、長時間労働をしないと生活費を稼げない環境となっている。
その結果として、タクシーの事故件数も増えているのです。 ここにも安全性が無視されようとしている現実が表面化しつつあるのです。
建物の構造計算書擬装問題だけではない、こう云った身近な所にも規制緩和の名の元に隠れた実態が進行していると云えるでしょう。
今回の書き込みは、番組内容の一部分でしかありません、その他にも規制緩和に寄って、いろんな問題が起きているのが現実と言えるでしょう。
多くの国民は規制緩和や構造改革の名の元に行なわれる政策に対して挙って賛成している。
小泉首相の掲げる構造改革の行く末を、小泉首相自身が何処まで見定めて行なっているのか、私には疑問でしかない
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2006年 1月15日 -景趣-
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タクシーを利用するにも危険がいっぱい! 運転手さんが客待ちでタクシーの方が長い順番待ちしていて寝ていましたね~、本当に、こんな現象が全国に広がらないで欲しいですわ・・、小泉首相には国のビジョンなんて無いよね、単なる地方分権で財政の改善を図ろうとしているだけで、景気が多少良くなったのは、政府が景気対策を何もやらなかったからでしょう、皮肉で~す またよりま~す