ピュリツァー賞:CIA元職員提供の『機密文書報道』 2014年04月15日

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※- ピュリツァー賞:CIA元職員提供の『機密文書報道』 2014年04月15日

20140415-エドワード・スノーデン氏

4月15日、アメリカの優れた報道などに贈られるピュリツァー賞が14日発表されました。

CIA( 中央情報局 )の元職員が提供した機密文書を基に、アメリカの情報機関が個人情報を収集していた実態を明らかにしました。

受賞したのは、イギリスの 『 ガーディアン 』アメリカの 『 ワシントン・ポスト 』

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ピュリツァー賞は、アメリカ国内の報道や文学など21の部門を対象に優れた業績を挙げた個人や団体に毎年贈られるもので14日、ニューヨークのコロンビア大学で発表されました。

今年は、アメリカ政府の情報機関、NSA( 国家安全保障局 )が秘密裏に大量の個人情報を収集していた実態を報じたイギリスのガーディアンとアメリカのワシントン・ポストが公益報道の部門で受賞しました。

両社の報道は、CIAの元職員エドワード・スノーデン氏が提供した機密文書を基にしたもので、こうした報道が受賞の対象になるのかどうか論議を呼んでいた。

審査に当たった、コロンビア大学は、「個人情報と安全保障の問題についてバランスを取った形で報じており、この問題の重要性について議論を巻き起こしたことも評価した」と説明しています。

ピュリツァー賞を巡っては、1972年アメリカ国防総省の極秘文書を執筆者から入手してベトナム戦争に関する政府の政策決定の内幕を報じたニューヨーク・タイムズが、今回と同じ公益報道の部門で受賞しています。

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≪エドワード・スノーデン氏 「情報公開の正しさ証明」 ≫ 

ピュリツァー賞を受賞したイギリスのガーディアンなどに機密文書を提供したCIAの元職員のエドワード・スノーデン氏は、自身が役員を務めるアメリカのNPO「報道の自由基金」を通じて声明を発表しました。

この中で、スノーデン元職員は 「 両社の受賞は、政府の役割が情報公開にあることの正しさを証明するものだ。

私が取り組んできたことは、新聞社の努力や技量が無ければ実を結ばなかったはずであり、両社の優れた報道に感謝している。

こうした報道は、よりよい未来と責任ある民主主義に貢献するものだ
と述べています。

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≪ テロ事件をツイッターで報道 ≫

今回のピュリツァー賞では、アメリカ東部ボストンの地元紙 『 ボストン・グローブ 』が、2013年4月にボストンマラソンの会場で起きた爆破テロ事件に関する報道で、速報部門を受賞しました。

審査に当たったコロンビア大学は、受賞理由について「爆破事件と容疑者の追跡を、写真やさまざまなデジタルツールを使って伝え、悲劇の全容を明らかにした」と説明しています。

ボストン・グローブは事件発生直後から、ツイッターを使って現場の状況や捜査の推移を迅速かつ詳細に伝えており、こうした取り組みが評価されたとみられます。

今回のピュリツァー賞は、ボストンマラソンのテロ事件から1年を迎える前日に発表されており、ボストン・グローブは受賞を受けて「こうした事件が2度と起こらないことをわれわれは望んでいます」とコメントしました

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