マイナス金利後、初の国債入札・利回り大幅低下 2016年02月02日

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※- マイナス金利後初の国債入札・利回り大幅低下 2016年02月02日

2月02日、NHK website -: 日銀がマイナス金利を導入する新たな金融緩和策を決めて初めてとなる国債の入札が、2日財務省で行われ、新たに発行される10年物の国債の落札利回りは平均で=0.078%となり、前回の入札と比べ大幅に低下しました。

先週、日銀が金融機関から預かっている当座預金にマイナス金利を導入する新たな金融緩和に踏み切ったことを受けて、国債の市場では長期金利の指標となる10年物の国債の利回りが急激に低下し、1日は一時、0.05%まで低下し過去最低を更新しました。

長期金利は、2日は午前中おおむね0.07%から0.08%で推移し、こうしたなか、日銀がマイナス金利の導入を決めて初めてとなる国債の入札が財務省で行われました。

今回、新たに発行される国債は満期までの期間が10年で、額面は100円。表面利率が年0.3%、つまり年間30銭、10年で3円の利息がつくもので、こうした10年物の国債では、通常、100円で購入すれば利回りは0.3%、103円で購入すれば利回りは0%となります。

2日の入札には大手の銀行や証券会社などが参加し、平均の落札価格は102円17銭、この結果、利回りは0.078%と2日の長期金利に近い水準となり、前回の0.254%から大幅に低下しました。

これは、日銀が大規模な金融緩和のもとで今後も国債の大量買い入れを続けるため売却する際に利ざやが見込めること、また、新たにマイナス金利が導入されることで、今後も国債が値上がりしていくという見方があることなどが背景にあり、国債の落札利回りの低下傾向は今後も続きそうです。

<平成2年9月には7.786%まで上昇>

新たな国債を発行する際の平均落札利回りの推移です。

長期金利の指標となる満期が10年の国債を新たに発行する際の平均の落札利回りは、今の価格競争入札が導入された平成元年の4月には4.813%でした。

その後、上昇傾向が続き平成2年9月に行われた入札では7.786%にまで上がりました。

しかし、その後は、バブル崩壊やリーマンショックなどによる景気の長引く低迷を背景に金融機関が国債を保有する動きが強まり利回りは低下していきました。

そして、平成24年5月の入札で落札利回りが0.863%まで低下したあとは、ずっと0%台で推移しています。

さらに平成25年4月からの日銀の大規模な金融緩和を受けて利回りはさらに低下を続け、ことし1月に行われた入札での平均利回りは0.254%まで低下し過去最低となっていました。

一方、満期が2年の国債はおととし・平成26年12月の入札でマイナス0.003%と初めてマイナスとなりその後もたびたびマイナスとなっているほか、満期が5年の国債では去年・平成27年1月にこれまでで最も低いちょうど0%となるなど国債の落札利回りは全体として低下傾向が続いています。

<需要を踏まえ種類やスケジュールを決定>

財務省では毎年度、予算案の編成と合わせて国債の発行計画を策定しています。

今年度(平成27年度)は総額およそ166兆円の国債を発行することにしていて、市場での需要を踏まえて発行する国債の種類やスケジュールを決めています。

ほとんどは入札で行われ、このうち満期が10年の国債は毎月1回2兆4000億円の入札を行い、年間12回合わせて28兆8000億円を調達することにしています。

入札に際しては国債市場での長期金利の指標となる10年物国債の利回りを参考に財務省が利息に当たる表面利率を決定し、指定を受けている銀行や証券会社、生命保険会社など246社が入札に参加し、高い金額で応札した順に落札していきます

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