ビックバン・「反物質」が消えた謎に迫る 2016年08月07日

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※- ビックバン・「反物質」が消えた謎に迫る 2016年08月07日

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宇宙が誕生したときの「ビッグバン」でできたとされる「物質」と反対の性質をもつ「反物質」がその後、ほとんど消えてしまった謎を解く手がかりが得られたと、素粒子を使った実験を行っている京都大学などのグループが発表し、宇宙の成り立ちに関わる理論の証明につながると期待されています。

宇宙が誕生したときの「ビッグバン」では、「物質」とともに、帯びた電気が逆の「反物質」ができたと考えられていますが、直後には、ほとんど消えてしまったとされ、大きな謎になっています。

これについて、物理学者の間では、「物質」と「反物質」は合わさると消滅するものの、性質の違いから僅かに多く出現した「物質」のほうが残ったと考える理論が有力とされています。

この理論は「CP対称性の破れ」と呼ばれ、クォークという素粒子ではあることが確認されていますが、この理論で宇宙の成り立ちを説明するには、ニュートリノなど、ほかの素粒子でも確かめる必要があるとされています。

京都大学の中家剛教授らの研究グループは、茨城県東海村にある加速器という装置から、ニュートリノと反ニュートリノを発射し、およそ300キロ離れた岐阜県飛騨市にある「スーパーカミオカンデ」で観測する実験を行いました。

その結果、ニュートリノと反ニュートリノでは、あるタイプのニュートリノに変化する確率が異なるという、性質の違いを示すデータが得られたということです。

グループでは今後、データを積み重ねて信頼性を高めれば、ニュートリノにも「CP対称性の破れ」があることを証明できる可能性があるとしています。

中家教授は「なぜ物質だけが残ったのかという物理学の大問題の解明に向けた大きな一歩だ。証明できればノーベル賞級で、研究の先頭を走り続けたい」と話しています

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