全国の桜が見られる場所 2017年04月20日

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※- 全国の桜が見られる場所 2017年04月20日

20170419-NHK

4月18日、NHK website – : ”東京にいながら、日本各地の桜を見ることができる”。

そんな、ぜいたくな場所があるんです

足を運んでみると、雨で花見のタイミングを逃してしまった人たちなどが都会では少し遅い花見を楽しんでいました。

その場所は、東京八王子市にある「多摩森林科学園」。

国が運営する森林についての研究機関です。

一般に公開されている施設もあり研究成果を分かりやすく展示する「森の科学館」、国内外の樹木を集めた「樹木園」、そしてこの時期、特に多くの人でにぎわうのが「サクラ保存林」です。

サクラ保存林は、日本各地の桜の遺伝子を保存するため、昭和41年度に設置されました。

当時日本各地の桜の名木や古木は病虫害などによって被害を受けていた時期。

桜を文化遺産として後世に伝えようと国が保護に取り組んだことが始まりでした。

< 全国の桜=1400本 >

全国から集めた桜はおよそ600系統=1400本

およそ8ヘクタールの保存林に全国各地の主要な栽培品種の桜、天然記念物に指定された名木の接ぎ木のクローンなどが植えられています。

ちなみにこちらは盛岡市の裁判所にある国の天然記念物の石割桜

地元ではこの桜を見るための観光バスが出るほど、人気のある桜です。

こうした”名木”もここで見ることができるんです。

< 日本の伝統を後世に >

桜は種子や花粉で増える品種以外に、一部の品種では自力で増殖することができないものがあります。

そうした品種は、原木から芽や枝を採取して木に接ぐ「接木」や、枝から根を出させる「挿木」といった方法で原木と同じ遺伝子を持つ桜を増やすそうです。

また栽培品種は江戸時代以前からたくさんの種類が育てられてきました。

しかし現代に残っているのはその一部しかありません。

伝統的な栽培品種を後世にきちんと残すために、「どの原木から増殖したのか」、「その由来」も分類して保全しています。

サクラ保存林では同じ原木の由来を持つ桜の「栽培ライン」を作り管理しています。

その栽培ラインには 「仙台吉野」 「伊豆桜」 「奈良の日吉桜」 「京都の大沢桜」 「松山椿寒桜」 それに 「兼六園熊谷」 などなど

全国から集められた桜の木々がありました。

保存林ではサクラの咲く時期は種類によってさまざまです。

例年2月下旬から始まり4月下旬にかけて順次見頃を迎えます。

さまざまな品種が咲くため、ごらんのように桜の花びらがさまざまな色のグラデュエーションを作ります。

また園内に植えられているそれぞれのサクラの開花時期は、実に30年余りにわたって観測が続けられています。

代表的なサクラ“ソメイヨシノ”の開花の記録は気象庁が全国でとっていますが、サクラ保存林ではそのほかにも多くの種類の桜の観測記録が蓄積されています。

多摩森林科学園の担当者に聞くとことしは開花時期が遅く、私が取材に訪れた4月13日は「いくつかの品種が見頃になり始めた」時期でした。

サクラ保存林は、お弁当や飲み物を持ち込むことができ(※ 注意お酒は禁止です) ベンチに座って桜を見ることができます。

この日は天気もよく、午前中からたくさんの人が訪れていました。

電車や車で全国各地に行かなくても、保存林を歩き回って名木やたくさんの種類の桜が楽しめるここでしかできないまさにぜいたくな花見を楽しんでいました。

多摩森林科学園 042-661-0200
http://www.ffpri.affrc.go.jp/tmk/

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